こんにちは、フロンティア技研です。
今回は、半年に渡る工事を終えたITOKIショールームに弊社社員で見学に行きましたので、
一部公開をいたします。
イトーキのワークプレイス戦略と名称変更の狙い
ITOKI DESIGN HOUSEの前身である「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)」は、2022年に12階を「接点創造」をキーワードに、多様なつながりを創出し新しい価値を創出していく空間へ、2023年には13階を「活動(ABW)×居心地」「働くひと起点のオフィス回帰」をキーワードに、自然とオフィスに行きたくなるポジティブなマインドを醸成する空間へと進化させてきました。
明日の「働く」をデザインする場「ITOKI DESIGN HOUSE」
「ITOKI DESIGN HOUSE」は、イトーキのミッションステートメントである『明日の「働く」を、デザインする。』場です。これまでにないほど「働く」が変化する昨今、ITOKI DESIGN HOUSEでは働くことそのものが魅力に感じられる機能とデザインを追求し、お客さまごとの「ここでしか得られない経験価値」をデザインし、会議やCGからは見えてこない発見や、深い洞察が得られ、風通しが良く、成熟した良質な空気感を受け継ぐ当社の企業文化や姿勢をHOUSEという言葉で表現しています。
最新フロア11階のコンセプトは「活動×居心地×機動性」
働き方を一律で括ることが難しい時代。コロナ禍を経て働き方の柔軟性は限りなく広がり、出社率、プロジェクトのフェーズ、事業の成長度に応じて、オフィスでのアクティビティの量(空間に対する需要)は常に変化しています。そこで私たちが考えたのは、短期~中長期で働き方の多様化、変化、進化に追随できる「機動性」です。造作家具を極力減らし解体・組立可能な家具を展開、ワイヤレス化など、空間機能の供給量を可変させ機動性を持たせることにより、余剰や不満を解消し、最適化します。
「活動×居心地×機動性」を実現する空間、プロダクト、ソリューション
「ゆるやかに仕切る」「つながる」を切り替える区切り作り
オフィスでの需要の揺れを吸収するバッファとなるのが、ディバイダーです。ひらけた空間をゾーニングしながら、短時間の執務などのための「すわる」、シームレスなコミュニケーションのための「はなす」、書籍や備品の格納などその場所の活動を支援するための「しまう」という機能も付加することで、空間の意味合いが変わり「ゆるやかに仕切る」と「つながる」の両立が可能です。
居心地や機動性を支える「データドリブンな運用」
「データ」がオフィスの機動性と居心地を支えています。アジャイルなオフィス構築とその運用を伴走型で支援するオフィスデータ分析サービス「Data Trekking」はITOKI DESIGN HOUSEでも稼働中。
オフィスワーカーの活動量・空間の稼働状況など、可視化・モニタリングされた働き方や働く環境のデータをもとにオフィスレイアウトや運用を変化させています。
※現在、見学予約が大変取りづらい状況となっております。
お早めのご予約をよろしくお願いいたします。
新しくなったITOKIショールームに是非お越しください。